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風と草

諸行無常のつよさ

2020-11-01
住職が書きました
こんにちは、副住職の源さんです。
11月になりました。
乾いた冬の空気になってきましたね。
 
さて、仏教のもっとも基本的な教えに、
諸行無常(しょぎょうむじょう)
というものがあります。
 
「この世の中のすべては常に変化している」
という意味です。
 
『平家物語』の冒頭
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」
でよく知られた言葉ですね。
 
永遠に続くものなどないということ。
楽しくて幸せな時間もいつかは終わってしまう。
そういうとなんだか、はかない気持ちになりますよね。
しかし私は、今こそ、この言葉を大切にしたいと思います。
 
嵐は必ず去る。
火は必ず消える。
夜は必ず明ける。
 
今がどんなに苦しい状況でも、それが永遠に続くことはない。
そう信じることが大切だと思っています。
 
体調管理をしっかりして、移り変わる世の中を生きていきましょう。
 
それでは、源さんでした。
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