風と草
石仏の重み
2021-04-26
こんにちは、副住職の源さんです。
最近はこのブログを見たと仰ってくれる方も多く、とても嬉しいです。
さて、約650年前に創建された広福寺には、室町時代の石塔や江戸時代の石仏がたくさんあります。
ながらく、百体地蔵の崖上にまとめて安置していたのですが、この度、縁ある和尚さん方にお手伝いいただき、綺麗に整備しなおしました。
何百年も広福寺を見守ってきた石仏に手を合わせると、自然と「副住職としてしっかり頑張ろう!」という気持ちになりました。
これが歴史の重みというものでしょう。
石仏は一つ一つがとんでもなく重く、整備作業の翌日は筋肉痛で動けませんでした。
これが石の重みというものでしょう。
心にも体にもズシッと響く、石仏の重み。
おもいものを持って、おもいを新たにした一日でした。
お後がよろしいようで。
それでは、副住職の源さんでした。